2008.12.6
最後になるかならないか。今週の小川山。
どんなに寒くても、やっぱり好きだ小川山。
皆が暖かい御岳に転身していく中、それでも自分は小川山。
廻り目平には意外と車があった。
もちろんいつもの人たちにも再会。
前日の雨が氷になっているのが心配されます。
《忘却岩》
案の定果てのリップや上アンダー付近は氷。
氷点下とはいえ陽があたるとどんどん溶け出し、
上の土からの水が流れてくる。
雑巾で拭いてはじっと待つ。
氷点下の中ひたすら待った。
ICRさんが静かの海三段を完登したという情報が入ってきた。
努力家のICR師匠がついに登った。情熱を注いだ課題の完登...メールで感動した。
レベルは全く違うけれど自分も続きたい。
14:00を過ぎた頃、さらに冷え水が止まった。
さらに待つと乾いてきた。
もう15:00を過ぎてるしどうしよう。明日にしようか。
コンディションは決して良くない。上アンダーも少しずれたらそこには氷がある。
とりあえず登ってみよう。
忘却の果て 初段
1回目、2回目と登り岩は登れそうなことを確信。前回のムーブも確実にこなせた。
そして3登目。
リップを飛ばしたら一気に立ち上がる。初めて両足でクラックに立った。
その後はYKちゃんに教えてもらった通り実行してみた。
そして無事完登。YKちゃんありがとぅ。
泣くかと思ったけど、泣かなかったなw
この課題、最後はパワームーブかと思っていたが、それは間違いだった。
一番パワー使うのはスタートで、あとは皆バランスだった。最後のマントルもバランスだった。
面白い課題。登るほど好きになった課題だった。
色々と助言してくださった皆さんありがとう。
そして最後まで付き合ってくれたダーありがとう。
ずっと応援してくれていた仲間にメールで完登を知らせた。
何か登れた事も嬉しかったけれど、みんなの暖かいメールの方が嬉しかった。
あとはダーの
忘却の河を見学。
寒さは増していく。夕方には-6度。
コッヘルの蓋も張り付いて取ろうとしたら取っ手が取れてしまった...
たまりっひさんの真似をして自分も来年の干支を入れてみましたよ。
暗くなる頃、ICRさんとYKちゃんが来てくれた。
わざわざ忘却岩に寄ってくれた。嬉しかったな。
今日は温かいだんご鍋でしゅくはく。じゃなくて、しゅくはいw
明日はもっとお○○さんな人がソロでやって来る。しかも日曜一人テント泊で...
夜、今日もテントひとつかと思ったけれど、
ICRさんのお友達のSGさん達のテントがあった。
離れて張っていたけれど、人が居るというだけで心強く、
物音がしても気にならず、この日は良く眠れた。
夜は星が綺麗だった。