TVに写る
ニュースに突然胸が締め付けられた。
阿部 典史(1975-2007)
フラッシュニュースにこう書かれていた。
彼はもう歴史上の人物になってしまったのか。
若かりし頃、同じく若かりし頃の彼の走りをTVで見ていた。
興奮した。そして感動した。
「危険で速い」といわれた彼の走りは強烈だった。
だからこそ、こんなに沢山のファンに愛されるのだろう。
とにかく、印象の強いライダーだった。
最初に頭をよぎったのは、
過去、二輪の草レースに出場していた時期がある自分の兄は「どう思うだろう」ということだった。
兄はもう引退し、妻子が居て今は普通に暮している。
きっと、昔の情熱やあの頃の気持ち。沢山の何かを思い出しているに違いない。
最近は二輪に乗っていない。
(自分も含め、そういう三十代、四十代がたくさん居ると思う。)
今回、「あの頃」を思い出す人がたくさんいるだろう。
ダーもバイクと青春を駆け抜けたひとり。「あの頃」があったはずだ。
彼は歴史的人物であり、みんなの心の中にずっと残る。
たくさんの感動と青春をありがとう。
*加藤選手、沼田選手、奥野選手。最近日本の大切な選手が亡くなっています。
どうか、これ以上誰も去らないよう。祈ります。