2日目 南ア キノコの楽園 鳳凰三山の旅。
2005.08.21
鳳凰小屋~地蔵ヶ岳・オベリスク~赤抜沢ノ頭~観音岳~薬師岳~(中道)~青木鉱泉
a0016346_22252167.jpg






am2:40起床。
暗闇のなかパンを軽く食べて荷物、テント撤収。
すでに起きている人も中にはいますが、なるべく静かに二人で無言で撤収です。
am3:50 暗闇の中、地蔵ヶ岳を目指します。
林道を抜けるとそこは白い砂の別世界。薄暗い中で白い砂が路を教えてくれます。
a0016346_22154958.jpg

空は少しずつ白みだし、一面幻想的な色に。とても綺麗でした。
きっと明るくても綺麗だろうけれど、こんな色を見れたことの方が嬉しかった。
オベリスクがずっとこちらを見下ろしています。
a0016346_2220792.jpg

a0016346_22213610.jpg

明るくなってくると周りのお花畑が突然浮かび上がってきます。
そして沢山のお花の出現に驚きです。
タカネビランジ 
皆さんこのお花を見に来るんですよね。
南アルプスにしか咲いていないそうですね。特にこの濃いピンクは珍しいらしい。
でも、ここにはピンクが沢山咲いています。
a0016346_22302710.jpg

賽ノ河原に到着。お地蔵様がたくさん。
昔、子宝を授かった人たちがお礼にお地蔵様をドンドコ太鼓しながら担いで来たんだとか。
凄いですね。
a0016346_22412830.jpg

オベリスクの基部で太陽が昇り始めました。
a0016346_21541437.jpg

そしてダーはとっととオベリスクに取り付き、登っていってしまいました。
a0016346_22431568.jpg

お、お~い!ダーはちろっと上から顔を出しています。
a0016346_22455871.jpg

ダーは一人で朝陽を満喫して降りてきましたが、
私の要望に答えてもう一度一緒に登ってくれるそうですー。
ダーのアドバイスにしたがって登ります。
ロープは2本付いていました。古ぼけているけれど、まだ大丈夫そうです。
a0016346_22501060.jpg

チムニー状の岩の間に身体を入れ登って行きます。
足がかりは右足部に数箇所。左足はありません。岩の間に突っ込みます。が、
左足は滑って仕方ありません。何度もぶら~んしてしまいました。
a0016346_22533530.jpg

気力で登ってゆき、上部は足がかりが無いので一気にガバッっと右に身体を出して
勢いをつけ、身体を上げます。
a0016346_22541090.jpg

そこはちょうどオベリスク先端の割れ目。
上半身が乗り切ったと同時にオベリスクの割れ目から朝陽が眩しいくらいに頭をを上げた自分の顔を照らしました。
「まぶしいっ」と思うと同時に感動とドキドキがこみ上げてきます。
もう、言葉も出なかったです。朝陽の美しさと登りきったことのW感動(ToT)です。
a0016346_2332337.jpg

二つに分かれた山頂で。
a0016346_2355032.jpg

a0016346_2361097.jpg

降りはダーが先に降りて教えてくれました。
最初の一歩が怖いけれど、足を突っ張りながら降り、後は岩の間に入る。
なるほど。降りってのぼりより怖いですよね。ドキドキ。
思っていたよりも大きかったのでビビっりました。
オベリスクを振り返り余韻。
a0016346_23115868.jpg

赤抜ノ頭。お天気もいい感じでなんだか盛り上がってきました。
遊びすぎてもうam6:00です。
次は観音岳へ。
a0016346_23142165.jpg

なんだか体調がすぐれません。風邪ひいたみたい...お天気も雲がどんどん。
キタダケトリカブトが沢山咲いています。
なぜかダーがビビッていました。
a0016346_23261148.jpg

キバナシャクナゲの朝露。
a0016346_2324525.jpg

不調な状態で無言になりながらも何とか観音岳に到着。
眺望は雲だらけで何も見えません。
花を見に来たおば様ツアー天国。お母さん達はいつでも明るさ全開ですねん。
a0016346_23333717.jpg

次は薬師岳へ。
雲がどんどん出てきてます。
a0016346_23385766.jpg

シロバナタカネビランジ~綺麗に稜線に沢山咲いています。
この薄いピンクのシロバナタカネビランジは北岳に沢山咲いているそうです。
a0016346_23415843.jpg

そういえば、稜線にもキノコが生えていました。
恐るべし南ア...

お、あれは薬師岳山頂ではないかっ。
a0016346_23435486.jpg

薬師岳のオベリスク?!にも挑戦するつもりなのかっ?
a0016346_2346955.jpg

途中で退散~。っていうか危ないから止めてもらいました。
a0016346_23481421.jpg

am8:20鳳凰三山を堪能し、中道下山。青木鉱泉まで4時間です。
体調グロッキーになりがら降ります。ペースが上がらず、
ダーに置いていかれてしまうので、先を歩かせてもらいます。
a0016346_2353784.jpg

御座石 とりゃ~ってみんなやるんだろうね。
a0016346_23552075.jpg

降るにつれてムシムシです。
半分を過ぎたあたりで笹ロードになります。ちょうどここでイタチ君が横切りました。
a0016346_23581016.jpg

水場が出てくればもう一息です。顔を洗って。
少し歩くと林道に。
a0016346_2359536.jpg

青木橋コースと川を渉る近道コースの分岐です。
増水時には橋を渡るようです。
今日は川コースで。
a0016346_021329.jpg

河原に出てから何処をどうやって向こう岸にいくのやら。
適当に探しながら進みます。最後がどうしても渉れません。
どうみてもこの不安な枯れ木が2本渡してある場所を渡るしかないみたい...
水恐怖症の私にはかなり過酷な橋です。本当に怖かった。
水が下にあるだけで身体が震えるんです。。。
ダーに見守られながらゆれる枯れ木を横歩きっていうかしがみつき(><)
怖さにへっぴり腰。
生まれながらに何で水がだめなのか自分でもわかりませんが、前世水死だと思います...
(でもお湯は大丈夫。なんだそれ)
a0016346_073733.jpg

逆から(青木鉱泉から)来るとわかるのですが、ちゃんと板を渡した小さな橋?が
ありました。中道からだとちょっとわかりづらいです。

青木鉱泉到着~。12:20ちょうど4時間でした。
到着と同時に雨がぱらぱら。
鉱泉のお風呂に入ります。なんと1000円!高いよ~。
お風呂だってシャワーなしの石鹸のみ。
八ヶ岳の稲子湯のような設備だが、稲子湯は安い。
泉質も稲子湯はすごいし。
なぜ青木鉱泉がこんなに高いのかは不明...

そうそう、鳳凰三山の花崗岩でできた砂。とても綺麗ですよね。
a0016346_0123913.jpg

今回は滝を巡り、なんといってもオベリスクに登って見た朝陽の美しさ。
言葉を無くす素晴らしい景色を見れたことは本当に自分にプラスになったと思います。
それは登り切った時の満足感とドキドキと、目の前に現れた目に映る感動とが全て同時に
自分に起きたせいかな。
今回の山行は色々うだうだ書いたけれど、言葉にならないのが本当かもしれません。
by kuchakucha | 2005-08-23 23:18 | yamaたび | Comments(12)
Commented by kala-pattar at 2005-08-24 02:05
うはー南アってこういう雰囲気なんですね。
所々でオシリがキューンとなりそうな写真が…。
いまもまだ足の裏がジンワリしております。怖い怖い。
ところでワタクシもブログ開設後初、やっと山に行けまして。
と言っても全然野原ですけれどもねー。八ヶ岳行きたいなぁ。
台風が…。
Commented by yamano_kaze at 2005-08-24 21:07
充実の山行されてますね^^
景色に釘付けです!いつみても関心してますよ~!
これからもよろしくどうぞ^^
Commented by hiroshige.m at 2005-08-24 22:09
オオッ! マッチョなオベリスク~ 
テッペンでご来光を拝むなんて、なんとステキなことでしょう。
お二人のこれからの山登りを祝福するようですね。

しかし、このあたりはキノコ多いですね。
薬師岳から南御室小屋までの樹林帯は凄いものがありました。
晩飯の足しにと、食べれそうなやつを採りまくり、
自慢げに小屋の人に聞いたら「やめた方がいい」と言われてしまい、
泣く泣く処分した… 悲しい思い出があります。



Commented by kuchakucha at 2005-08-24 23:51
◆kala-pattarさん。こんはんば~。
あははっ。キューンですか。でも南アは湿度高いですね。
山行ってきたのですね。とても楽しそうですね。
でもお風呂は残念。是非また挑戦してくださいね。
八ヶ岳いいですよね。
Commented by kuchakucha at 2005-08-24 23:53
◆yamano_kazeさん。こんばんは。
ありがとうございます。
私達はいつも精一杯なので、毎回が充実ですねぇ。
こちらこそよろしくお願いします。
Commented by kuchakucha at 2005-08-24 23:57
◆hiroshige.mさん~。
オベリスクからみた景色は本当に素敵でした。
祝福なのかしらっ。とにかく怪我無しがいいですよね。

本当、キノコの多さと大きさには驚きですね。
でもそれを食べようと考える所が人と違いますねぇ~(笑)
さすがとしか言いようがありません!しかも泣く泣く(笑!)
そのときもブログやっていれば面白い記事みれたのになぁ。
何処でも「食」を楽しむ事を忘れないhiroshige.mさんには脱帽です♪
Commented by hiroshige.m at 2005-08-27 00:49
kuchakuchaさんの文章を読んで「鳳凰三山」に行きたくなりました。
白いサラサラの砂が印象的ですね。
先日、いつもの山仲間が「北岳」にチャレンジしてきましたが、
天候不順で北岳~間の岳までで下山~ 残念でした。

マジに当時、ブログがあったら面白かったかも? ですね。

Commented by kuchakucha at 2005-08-27 01:44
◆hiroshige.mさん。こんばんはです。
再び鳳凰三山で、ぜひオベリスクで朝陽を!
でも夏はじめじめですよね。秋がよさそうですね。
白い砂綺麗ですよね。写真に撮りたくなる場面ばかりですね。
北岳、行ってないんですよ!登山始めた頃に行ったのですが、
数時間前に崩落があり、通行止めに...追い返されそのままです。
いつかは登りたい~!
Commented by rukjpk at 2005-08-27 09:54
北岳を見に夜叉神峠までは2、3回登ったことありますが、このコースは渋いですね。
青木鉱泉行ったことないのに何故か懐かしい感じがして嬉しかったです。
一度は登ってみたいな。
白根三山の展望はどうでしたか?
Commented by hiroshige.m at 2005-08-27 23:12
ニセクロハツ!
やっぱ、キノコは危険?
Commented by kuchakucha at 2005-08-28 22:44
◆rukjpkさん~。
青木鉱泉。建物が不思議な感じしますよねー。
ドンドコ沢はかなり急登でした...しかもムシムシ~皆夏はあまり行かないのかなぁ。
この日は残念ながら眺望がほとんど無かったんです。(TT)
北岳はまったく見れなかったんですよぉ~。残念。
Commented by kuchakucha at 2005-08-28 22:44
◆hiroshige.mさん!
そうですねっ、危険ですよぉ~!野生のキノコはやばいっ!
<< 鳳凰三山でであった。 1日目 南ア キノコの楽園 鳳... >>